わたしが滅びるその時は
誰もきっと泣かないでしょう
星も宇宙も何もかも
綺麗さっぱり消え去って
永遠という概念さえも無くなって
瞬間を重ねる意味も無くなって
絶望さえ甘美だったのに
と
小さく悔やむことからも
解放される
生まれる前に問われる
「猫の命か、すっくと立って人らのように生きる命か」
それで何もかもが決まるはずはないのに
最後のひとりかあるいは1匹になるのか
わたしが滅びるその時は
誰もきっと泣かないでしょう
星も宇宙も何もかも
綺麗さっぱり消え去って
永遠という概念さえも無くなって
瞬間を重ねる意味も無くなって
希望さえ邪魔だったのに
と
小さく悔やむことからも
解放される