猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

うまく横に置いておけるようになったから

週に一度

逢いに行く人がいる

約束はしない

期待せず悲しみも喜びもせず

怒り…は

うまく横に置いておけるようになったから

ただ

淡々と会話し

ただ

そうね、そうだねと

聴き流し

ただ

またね、と告げて来た道を帰る

 

いつか終わると分かっていても

いつかを忘れて来た道を帰る

 

雨が涼しさをつれてきた

後悔…も

うまく横に置いておけるようになったろうか