猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

ため息も悪くない

いちどきに、多くの人と接する機会があった。

テリトリーに他人が入ってくるのは、誰しもそうだと思うが、それなりの気遣いと気疲れが伴う。

 

ひとりになって気づいた。かなりの回数、ため息をついている。

つまりは、大勢でいるときに、どこか呼吸が不自然な時間があったに違いない。

それを調えているのだと思えば、ため息も悪くない。やがてそれは、深呼吸につながっていく。

ため息を、ためないことだ。

 

息は吐くことをより大切に。

10年ほど前、呼吸法の第一人者に教わったことが、今も生き(息)ている。