いちどきに、多くの人と接する機会があった。
テリトリーに他人が入ってくるのは、誰しもそうだと思うが、それなりの気遣いと気疲れが伴う。
ひとりになって気づいた。かなりの回数、ため息をついている。
つまりは、大勢でいるときに、どこか呼吸が不自然な時間があったに違いない。
それを調えているのだと思えば、ため息も悪くない。やがてそれは、深呼吸につながっていく。
ため息を、ためないことだ。
息は吐くことをより大切に。
10年ほど前、呼吸法の第一人者に教わったことが、今も生き(息)ている。