猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

詩人、バスに乗る

路線バスをよく利用する生活が戻ってきた。久しぶりのことである。

初めての行先番号、初めてのバス停に出会ってもアプリが手助けしてくれるので、それほど困ることはない。

ご乗車ありがとうございます、の声が女性であることも昔より増えた印象だ。

 

学生たちの楽しげなおしゃべりも、同僚と思しき二人の“お悩み相談”的な会話も、ふっくらとラッピングされ、和やかにバスが走る。

 

満員バスには久しく出会わないが(禍も関係しているのかもしれない)、夏場と冬場は窓を開けたくなるのも、この乗り物ならではなのである。

 

※路線や会社によりますが、停車中や時間調整の時間を利用してドアを開け放している場合があります(換気扇も常時回っているようです)