猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

心を診る猫の医者-8

あなたの心配ごとは

あなたが作りだしているだけだから

少し経てば

だんだんに

「なあんだ」って思えるようになって

(すぐにってことではないけどネ)

薄まっていったり

軽くなっていったり

それまでは

ジタバタするより

仲良くしておいたほうが得というもの

 

よくよく落ち着いて

よくよく思いを巡らせれば

答えに近づいていくでしょう

 

それでも

どうしようもなく心配がつのり

不安に押しつぶされたかも!という日は

 

まず

同じ場所にとどまらないこと

自分の家なら

ちょっと洗面所へ

ちょっと玄関先へ

そんなささやかな移動でも構いません

 

そして

建物の中からでも

空を見上げる

この際ですから

いつもの「ためいき深呼吸」を

やってみてもいいですよ

 

あとは

自分はここにいる

足元にはちゃんと星が息をしている

3回ぐらい(もちろんもっとでも)

繰り返してみてくださいね

やりたい時だけで大丈夫

簡単なダンスや体操も

悪くないものです

香りのよいものに身を委ねるのも

おすすめします(控えめにネ)

 

テレビ電話の向こう側で

ちょっぴり安堵した顔のその人に

心を診る猫の医者は

「お大事に」の代わりに

 

ふにゃふにゃにゃぁ

 

と鳴きました

 

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