散歩コースのひとつに、猫好きのご夫婦が暮らしているお宅がある。
割と自由にさせている様子だが、ご近所の理解が深いのだろう。トラブルめいた話を聞いたことはない。4〜5匹(もっとか?)は暮らしているはずだが。
車の通行量も少なく、人も猫も譲り合って生活しているのが素敵だ。
その中の1匹に抱っこをせがまれるぐらい懐かれた。マスク姿でも認識してくれるようになり、大したものだと感心している。
彼が早朝散歩のついでに筆者に会いにくる、という妄想を作品に仕上げた。
作品を書き上げてしばらく経った。
朝暗いうちから小さな用事と散歩を兼ねて、目的地へ向かう。
用事はすぐ終わったので、そのまま帰ろうとしていたところ
にゃぁおぉん
とびきりのいい声。
彼が走ってくるのが見えた(O_O)
しっぽを高く上げて。