猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

もっとずっと

ふくらむ蕾とパン種を

同時に血管にとりこめれば

もっとずっと

自由でいられるだろう

 

垂れ流すように愛を

弄ぶように哀しみを

受け入れるのは喜びで

悪はスパイスになり

もっとずっと

心の歪みに足をとられた

 

ふくらむ蕾とパン種を

同時に血管にとりこめれば

もっとずっと

自由でいられるだろう

 

誰かの憎しみのように

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