思いがけずセール品が手に入った。
欲しい欲しい、と数ヶ月思い続けていて、自分なりのワークノート(A6サイズのノートに自己分析だの夢だの目標だのを思いつくまま書きとめる)にも「小さな蘭を購入する!」と記している。
それが叶った。
特殊な石に植えられており、水を張った受け皿に置く。
水がなくなれば、足す。あとは明るい場所に置いておくだけ。
初日は水の減りが思いのほか激しく、翌朝カラカラになっていたので慌てて水を注いだ。庭木の水やりに比べれば、どうということもないのだが、タイミングがまだ掴めない。
実家の人らは筆者などより余程植物の世話に長けていたが、自分に植物に惹かれる素地すら見出せなかった。それが今、嬉々として植物の鉢を集めているとは。
実になったり摘んで料理に使ったり、といったタイプのものは、ちっとも育たないのはご愛嬌。
マイクロ蘭がいつ咲くのかはわからないが、その日を心待ちにしている。
筆者撮影