マイナンバーカードを取得した。
通知カード(すでに期限切れ)が届いたのは何年前だったか^^;
プライバシーの問題や、何をどう紐付けるのか、など不安は拭い切れないのだが。
一方で、カードを取得して初めて手続きが可能になる、ということに出くわした。
接種証明書の発行も、そのひとつ。
あるいは、手続き自体が超がつくほど手軽になる。 中には、現地に出向かずともスマホひとつで完結する案件も少なくない。
“世の中の仕組み”とやらが、徐々に“そっち”へ移行しているのだ。
お役所に書類を出さねば、という機会が何度かあり、そのたびに「自分を証明するもの」を複数用意しなくてはならなかった。
顔写真付きの住基カードは期限が切れており、パスポートも運転免許証も持ち合わせないからである。
(両親も同様であったが、何かの折りに写真付きの証明書があると便利だという理由のみで、渡航予定もないのにパスポートを作っていたので仰天した)←マイナンバーカードができる前のことだ
便利になるのは悪いことではないが、同時に何かを失ったり忘れたりしがちにもなる。
それでも、門前払い的な目に遭わずに済むようにはなった。
ありがたいと言えないこともない。
それにしても、この小さなカードに、ひとりの人間のどれほどの情報が閉じ込められているのだろうか。それを自分の意志と関係なく吸い出される…。
怖い話だ。