猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

かくれんぼ今昔

ー昔ー

「鬼」が誰か

顔が見えて

だから

夢中になって

鬼ごっこだか

かくれんぼだか

もうわからないぐらい

走ったり

ひそんだりを

存分に楽しんだのです

 

 

ー今ー

「鬼」が誰か

すぐには見えない

あるいは

「鬼」が誰か

探して吊し上げることを

よしとする

または

すでに自分が「鬼」であることに

気づかないまま

◯◯ちゃん、みいつけた!

にこにこ笑っています

 

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