猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

キラキラしたもの

からすや猫にそういった性質があるように、キラキラしたものが好きだ。

 

「しまい込んだまま忘れてたの。この先使うこともないだろうから差し上げるわ」と、知り合いからアクセサリーをいただいた。それで初めて、キラキラに魅せられている自分に気がついた。

 

ここ数年はパワーストーンが面白くて、集めていた。

それが一段落した頃、怪我が元でブレスレットが重く感じられるようになってしまい、熱心に収集することからは遠ざかっている。

 

知り合いから譲り受けたものは、身につけた形跡が感じられず、本当に「自分で買ったのかも誰かに貰ったのかも忘れちゃったわ」ということであるらしい。持ち主の念がどうの、という心配もなさそうである。

ありがたく、二代目オーナー(?)に就任したというわけだ。

 

無造作に入れられていたのだろうか、困ったことにペンダント同士が絡み合っていて、三日ほど奮闘しているところだ^^;

 

窓際でのんびり作業していると、手元から光が小さくこぼれる。キラキラ。

美しさに魅せられ、輝きに全てを忘れ、やわらかい感情に包まれながら、冬を過ごしている。