猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

金曜のラジオと僕と君

金曜のラジオは苦手で

導入したての有線に切り替える

はしゃぐでなく

笑い飛ばすでなく

ただ音楽がいつまでも

空間を満たし続けるのだ

 

自己嫌悪に陥る日

元気のよいパワフルな明るさがつらくて

導入したての有線に切り替える

ただ音楽がどこまでも

精神を満たし続けるのだ

 

いくらか残った気力で働いて

いくらか残った感情で君を抱く

そしてなんとか笑って生きているのだ