猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

きみはどうしてるかなんてどうでもよくなるまで

一度味わってみなよ

流行りには乗ってみるもんだよ

ハマったら案外いけるじゃないの?

じゃあさ

二人で行ってみよ

 

そういうお誘い

そういう誘い

互いになんとも言えない空気感になって

いつもいつも最後は険悪になるのを恐れて

どちらかがグググと我慢してた

 

じゃあ帰りの時間だけ合わせて

どっちかが少しぐらいは

待ってもいいようにしとこう

本読んでるよ

じゃあラジオ聴いてるよ

あの店ね

了解で〜す

 

そんな会話は多分一度もしなかった

 

きみはどうしてるかなんて

どうでもよくなるまで

とてもとてもかかってしまったね

 

きみはどうなんだろう

幸せであればいいのだけど