猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

片付けと誇り

自慢、と位置付けると

慢心が全てを拭い去ってしまいそうだが

誰かの何かの参考になるのなら

悪くはないだろうか

 

靴を

靴箱を空にするのである

できれば年に一度といきたいところだが

とにかく

大掃除ついででも腹たちまぎれにでも

理由づけなんぞはどうでもよくて

空っぽにする

 

玄関が片付かない

そんな悩みの半分くらいはきっと

それでスッと軽くなるものだし

気持ちも体もより空っぽに近くなっていくのだ

 

大晦日までに!

三が日までに!

などと区切りをつけてもつけなくても

それは自分の生活リズムに合わせて

誰に影響を受けても受けなくても

自分ごとなのだから

自分が納得すればいいだけの話

 

さて

今年も靴箱はすっかすか

それだけで幾らかの達成感を誇れるというものである