猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

冬の入り口

複雑すぎる空の色だ

冬の入り口はいつもそうだ

薄紫で辛そうで

なのに桃色が紅さして笑っているんだ

 

まるでいつかの春の色だ

まるでいつかのあなたのようだ

遠く旅するあなたのようだ