猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

詩人屋さんのひとりごと-c

溺れるぐらいなら

沈んでもいいよ

そのうち

すーっと力が抜けて

そのうち

すーっと浮かび始めるから

 

溺れるぐらいなら

沈んでもいいよ

そのうち

すーっと闇がはれて

そのうち

すーっと明るくなるから

 

溺れるぐらいなら

沈んでもいいよ

そのうち

すーっと涙が流れ

そのうち

すーっと歩き出せるから

 

うんとうんと

気持ちが沈んだって

大丈夫だよ

 

急がなくて

合わせなくて

大丈夫なんだよ

 

 

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