猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

日々

飲み下しにくいことの

なんと多い世の中か

折り合いをつけることばかり

覚えたこの身を

「穏やかでしっかりした」と

思ってくれる人もいるようだ

 

中身は見えやしないので

どうとでも

 

そう割り切る瞬間もあれば

 

いずれはひび割れ

滲み出てくるものだ

 

なんとも割り切れない瞬間もある

 

生を紡ぐのは

 

日々を重ねるのは

 

絶望や悲しみなどを飲み下す修業でも

あるのだと

空を見上げた

 

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