猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

春と秋と冬は特に

ねむい。

学生時代から眠気には勝てなかった。春と秋と冬は特に。

転生があるとしたら、一度くらいは猫かナマケモノだったのではないかと思う。ただし、人らには懐かず仲間とも群れず、と言ったところか。

 

チームには何度も属し、何度も解体してきた。

あるいは席だけとりあえず確保、あとは何もしないか居ないことが多く、結局は「面々の表も裏も見えすぎてしまい」擦り切れくたびれて出ていく。その繰り返しだ。

 

それでも、いつの間にか新しいチームの一員となり、誰かを助けたり逆に助けられたりして、人生はなるほど滋養と慈愛に満ちているとしみじみする。

 

それにしてもねむい。

学生時代から眠気には勝てなかった。春と秋と冬は特に。

転生があるとしたら、一度くらいは猫かナマケモノだったのではないかと思う。ただし、人らには懐かず仲間とも群れず。

当たらずとも遠からずだ。