猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

捌(は)けくちのその先は

愛と呼ばれるもの

温もりと称されるもの

光に見えるもの

やさしい言葉の端々

 

ながれ流れてkagayki失い

流れながれて意味を失う

 

憎と呼ばれるもの

冷ややかと称されるもの

汚れに見えるもの

さもしい単語の数々

 

指先ひとつで世界は澱み

目から耳からとめどなく流入し

この先どこまで自分に還る?

捌(は)けくちのその先は