猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

傲慢な

天井知らずの理想を

編みながら

底なしの不安に沈む

 

ただひとり

希望も消え

手放したいものばかりが

積み上がっていく

 

天井知らずの理想を

編みながら

底なしの不安に沈む

 

やがてふわりと

浮き上がるまで

いまひとり祈りに沈む