猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

伝える

自分の中だけで、とどめておいたことがある。

ひそかに、そっと。ひそかに、ずっと。

 

DMやメールで伝える内容ではないな、と悩んでいたところ、幸いなことに直接伝える機会に恵まれた。

伝え方には気を遣ったが、誰かに訊かれてもわからないように言葉を選んだ。

(ことわっておくが、愛の告白でも別れを告げたわけでもない)

 

ことが起こってから日が経っているので、既に筆者以外の誰かから伝わっている可能性も考えられたが、幸か不幸か初耳であったとのこと。

互いにそのことを喜んでいいのかどうか…という微妙な感じではあったが、こちらの意図を察してくださり、神妙な面持ちからいつもの笑顔に戻ったので安堵した。

 

単なるお節介だったか?と思わなくもないが、どんなことが起こるかわからないのもまた、世の中というものかもしれない。

受け止めてくださり、ありがとう。