猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

愛には明るくなかった

ルールには明るくなかった

その時だけは

あかあかとほおを燃やし

何かを叫んだ

 

ルールには明るくなかった

その時だけは

抱き合ったりハイタッチしたり

 

愛には明るくなかった

傷つけるのはイケナイコト

やさしい態度はイイコト

肩を並べれば焦燥が走って

唇を重ねればただ冷ややかで

 

それで

一人と一人になっていった

 

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