猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

しかし私は鍵を開け

キミが壊れないように

言霊で守りましょう

不幸に気づかなくてもすむように

心に鍵をかけましょう

 

寒さがつのれば抱きしめる

暑さがつのれば木陰で過ごす

 

あの子に負けないように生きなさい

あの子を見返してやりなさい

さあさ

心の鍵はしっかりかけて

何にも考えちゃだめよ何にも

 

しかし私は鍵を開け

こんなに遠くにきてしまい

帰りはいつになるのやら