2021-01-05 あたしを隠す 童話詩 そのうち冬は もっと濃くなって あたしを隠す やっとようやく 気兼ねなく 足跡残して 飛び跳ねる 耳を澄まして 少し怯えて そうっとそっと 小首かしげ また ひたすらに走ってく そのうち冬は もっと深くなって あたしを隠す 愛と祈りを織りあげて