猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

休日

数えるほどの夢はなく

半径3メートルもあれば

幸せだ

 

かなえるほどの野望はなく

窓を開けるだけで

夢はおとずれる

 

ときめくほどの恋ではなく

ただ

ふたりの右側と左側が

同じ温度になって

日々はまた紡がれていく