猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

詩人屋さんの問わず語り

幾何学模様の感情にもぐりこんだまま

もういいよって抱きしめられるまでは

泣くもんかと

今にも落ちそうな空を睨んでいる

 

叱られても褒められても

意に介さないような子どもだったから

さぞや大人らは気を揉んだことだろうが

 

岬のこの場所でカタカタと文字を打つ動画を見せれば

少しは晴れやかな顔になっただろうか

 

あなたの命日にそんなことを考えて

可笑し哀しを繰り返している