2018-11-18 ミュート 仮想現実 使い回された残酷な言葉が 指に触れて “お前こそ消えてしまえばいいのに” 少年は思った 父から浴びせられ 母からなすりつけられた カラフルな愛憎は やがて彼に 心を半分だけ機能し続ける技術を 習得させた 使い回された残酷な言葉が 指に触れて “お前こそ消えてしまえばいいのに” 少年は思った