2018-11-15 星を喰いながら 散文詩 あやふやな幸せの捏造より手近な不幸せを書き込む日常 自分の中にあるのか 他人の手元にあるのか 時々区別がつかなくなる 目は追いつかず 耳からは芥が溢れ 結局何も知らなかった頃へ退化する 振り絞って永遠を叫んだところで すり減るばかりの世の中で 何を託し 何を見つけ 何を歌おう まだ問わずにはいられないのだ 星を喰いながら