猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

冷ややかな目線

靴底に吹き溜まる言葉は

まるで青い日々のようだった

ひりひりした言葉を語るのは

指先でなくともよかった


さよならを告げるのは

心ではなく

冷ややかな目線の秋だと決めつけて

まだ

立ち止っている