猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

しまいがけのふたり

つい妬ましいって思っちゃうんだ

ダメだよねえ


なんて

笑顔で言える器用さ


その人のことを

ずるいとも小憎らしいとも思ったのものでしたが


実を言うとぼくだって

浅ましさをいつのまにやら味方につけていたので

そんなことないよ

普通だよ

そう慰めつつ


お互い醜いよな

って声に出さずに呟いたのでした