2018-02-10 蝕事 散文詩 生まれ落ちる前から 決められていたのは 星を食べたり 星に食べられたり それをくりかえしながら 終わる日まで過ごすこと そう言えば命の中に 星の名残はいくつもあって たとえば心だって時間のように 急いだりゆっくりになったりする 生まれ落ちる前から 決められていたのは 星を食べたり 星に食べられたり それをくりかえしながら 終わる日まで過ごすこと 命によりそって過ごすこと