猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

雪だるま

すっかり凍えた庭先に

ひとりで立っていた


いつもより

満月は親しげで

秘密をうちあけたがっているようだ


その相手が僕でないことは

わかっているけれど

またいつかここで会えたら

話し相手になってくれるかい