猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

泣いてる君は嫌いです

泣いてる君は嫌いです

綺麗な横顔

悲しげな瞳

濡れた頬


誰もが君に魅了される


泣いてる君は嫌いです

震える肩

揺れる髪

かすれた声


誰もが君を愛おしく思う


泣いてる君は嫌いです

遠くに行ってしまいそうで

僕は嫉妬に溺れます


ひどい言葉

冷たい仕打ち

すり抜ける恋心


こんな都会のまん中で

君を泣かせている僕のことも

嫌いです


とてもとても嫌いです