猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

夢とうさぎ

空が覚えてくれていているなら

それでいい

空が覚えてくれているなら

何もいらない

空がそこにあるから

もう今日はいらない


恋やぶれてしょんぼりな日


風を磨き終えた

うさぎ一羽

うふふと笑って

あたしの手をしっかり握ったまま

夢からぴょん!って飛び出した