2017-04-06 青かった星の上で 童話詩 そらをながめるために 下を向いた 上を向いても さらさらと音がするばかりで ああそうか そらは下にあるのだと 今さらながら知った そらをながめるために 下を向いた だけどやっぱり さらさらと音がするばかりで ああそうか 人も鳥もいないのだと あたりまえのことを思い出す ねむってる間に すべて終わったろうか だれも泣かなかったろうか 実のつけかたをわすれた自分を 抱きしめてくれたあの子も