猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

閉ざすのは早すぎたね

広げるだけ広げて

それでも離れていった


開くだけ開いて

それでも素通りされた


伝わらなかったとしても

傷が深くなったとしても


心のドアを閉めること

気持ちに鍵をかけること


もう少しあとでもよかったね


言葉で取っ組み合いを

とことん

とことん

やったあとで


よかったんだよね