猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

雑踏

雑踏が雨を呼ぶ

感情たちの飛沫が

風にのって雨を呼ぶ


もういらない

もう忘れたい


そうして手放したはずなのに


雑踏は雨を運ぶ

感情たちの飛沫が

光になって雨を運ぶ