猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

残像だけかもしれない

意味のあるものは

全て


残像なのかもしれない

たどり着いた夢も

やがて


残像だったかもしれない

手の中のものは

だから


すべり落ちてしまう

空さえも


忘れてしまう

きみの涙も