猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

猫の日々

しっぽで返事したあと

にゃあ

ひと声ないた


「縄ばしごをだらりと垂らせば

都合よく感情が引っかかるとでも?」


しっぽで返事して

にゃん

ひと声ないた


なげやりな希望と

お決まりの夢あと

着飾った甘い感情

戻れない猫の日々