猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

夢あと

誰かが残した夢あとは

頬にも触れず流れてく


誰かが忘れた夢あとは

見えない傷を呼び起こす


誰かが託した夢あとは

ひんやり心に灯をともす