猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

そばにいるのに

走りながら名前を呼んだ


必死だった

届きそうだったから


僕の腕は何度も

温もりを確かめたはず


そばにいるのに

夢だけが不安を連れてくる


触れ合ってもたどり着けない

きみの心