猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

夜を残して

夜を残して

去った

 

夜だけが

味方でいたのに、

 

手放した

口もきかずに

 

夜だけが

抱き寄せてくれたのに、

 

手放した

顔も見ずに

 

夜を残して

歩き始めた

 


夜だけが

信じられたのに、