2015-07-23 月に炎 ふたり 紅をさすよに粧う月は やがて我が身を焦がさんと あらがう指先愛おしむ 紅をひくよに荒ぶる月は やがて命を燃やさんと 流るる光を愛おしむ 月に炎のあふれし夜は いつか宴が果てるまで 移ろう嘆きを愛おしむ