猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

夢のおわり

指先が

trèmoloを弾くように震えて

貴女はか細い声で聞いた


いつまで

空は暗いの?と


星も月も

胸の奥まで浸透する

それが

僕らの別れの瀬戸際


それが

僕らの夢のおわり