遠く渦を巻く塊が 嵐を伴い近づいてくる 過ぎる頃 どことなく朝夕の涼を感じるものだが なぜか 遠く渦を巻く塊は いつまでもいつまでも 同じ場所にとどまって ぐるぐる回り続けている 南の熱く湿った風だけを 律儀に運んでくれるものだから うっすら曇って蒸…
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