ひろったものか迷っているうち 人混みに紛れてしまう せめて心が残っただけでも よしとするか ポトン、と落ちて しばらく足元でのたうち回っていたが 潮時だったのだろう 忘れなさいと 手放しなさいと 後生大事にするものでもなかろうと すっかり軽くなった…
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