しと降る雨に 走行音が混ざる 夜な夜な寄り添ってくれた 小説のラストは救いがなくて デカフェも心も冷えていく 夜更けには止んでしまえ 時間など止まってしまえ イライラと毛布を引き上げ それでようやく息をする しと降る時刻 星は孤独に朽ちていく
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