猫街暮らしの詩人さん

猫街に暮らす詩人さんのひとりごと

2021-01-18から1日間の記事一覧

恋に落ちるまでは

打ち捨てられたカケラなど 興味はなかった “燃えさかる”の枕詞も どこか他人ごとで 恋バナを舌にのせるたびに 心は冷えこむばかりだった 打ち上げられる季節になっても 心は動かなかった “雪も溶けるほど”の枕詞も どこか絵空事で 無理にうなずきながら苦笑…