天井の照明器具が ぼんやりと蝕を纏う 寝違えた背中を気にしつつ ゆっくり寝返りをうった 夢見が良かった分 目覚めは最悪だ 酒のせいか 慣れぬ恋のせいか 一足早く出掛けたらしい 相手の置き手紙に 気持ちが揺れる 雷雨の朝である
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