結局 同系色にまみれた赤を前に 涙も枯れて途方にくれる 夕方 街に落ちた影は 猫たちの忘れものだから 決して触れてはいけないと 子ども心に思ってた どんなに見事な影だとしても 褒められたことなど 一度もなくて ただ光ばかりが称賛される 美しさを疑えば…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。